国立大学に合格する能力(脳力)の80%は小学5年生までに決まる

 皆さんは、小学校の5・6年になった頃、
あいつはできる・この子にはかなわないと感じた経験はありませんか。
同窓会などであった時、
国立大学に進学した友だちのほとんどがこのような同級生ではありませんか。

国立大学を目指すのであれば、
早い時期から、意識的に準備を始めた方がいいに決まっています。
しかし、ガムシャラに子供を受験勉強に追い立てればいいとは限りません。

重要なのは3歳〜7歳、7歳〜9歳までの育て方です。
学習面においても同様ではないでしょうか。



参考までに、以下の資料をご覧ください。

hensati

四谷大塚全国統一小学生テストのデータを時系列で分析した結果
小学生の低学年で偏差値の高かった子供の約半数が
中学受験前には偏差値が60以上になる結果が出ています。

中学・高校に進んでいく程、この傾向はますます強くなるようです。

低学年における「学習習慣」「学習する力」「学習に対するセンス」を
獲得することがいかに大事かを物語っています。


kekka

参考資料その2
 四谷大塚の顧問、脳神経外科の権威、林成之・日本大学大学院教授の年齢段階別「育脳」法
 週刊ダイアモンド2012年11月03日号より(抜粋)
 0歳から10歳以上までの年齢段階的「育脳」メソッド
 私は、子供の脳を育てることを「育脳」と呼んでいます。
私の育脳メソッドに従えば
、他人の心を感じることができ、勉強もスポーツも出来て、
思考力、判断力、理解力に秀でた
本当に頭のいい子供が自然に育ちます。
 大人の脳が出来あがる10歳までに、
誕生から発達プロセスに合わせて三つのステップで育てていくことが大切です。

0歳〜3歳は「心が伝わる脳」

3歳〜7歳は「勉強やスポーツが出来る脳」

7歳〜9歳は「本当に頭がいい脳」

10歳以上では「才能を発揮する脳」を育てます。
---中略---
0歳〜3歳は脳の神経細胞の数が増えてくる時期であり、

日々脳が変わっていくので、

詰め込み型の早期英才教育をしてもあまり意味がありません。

週刊ダイヤモンド2012年11月03日号
「特集 モトがとれる学校・塾・習い事」より。
nounoimege 
 「本当に頭がいい脳」

7〜9歳の時期になると脳は神経回路をどんどん進化させます。
このときに、「統一・一貫性」「自己保存」「自我」の三つの本能が鍛え抜かれてくると、
思考力、判断力、理解力に秀でた
「本当に頭がいい脳」が育ちます。

子供にかける金額の多さ(東大に入るには1000万円かかる)とか、
住んでいる場所や環境で大学進学率に影響があるのではなく

国立大学進学に重要な事は、
小さい時から意識的に子供の学習環境を整えているか
高度な学習内容に早くから接しているかどうか
ということです。

少し前の資料ですが、
小さい時からの学習環境の充実と大学進学率は比例
していることが分かります。
 soukann
 四谷大塚全国統一小学生テスト決勝進出者の成績です。(2008年11月に続き2人目)
この子は京都大学に進学し、研究者になる夢があります。

このような子供達が全国に大勢いることを意識している子供と
そうでない子供の学力・能力(脳力)の差は
国立大学を受験するころまでにどんどん広がっていきます
 yotuya
 

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